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石材店で働く新米社員の業界ウラ話


by daiko-sekizai

昭和50年代以前にお墓を建立された方へ

ご来店ありがとうございます。

先週の雪が嘘だったかのように暖かい日が続き
春の訪れを感じる今日この頃でございますが、
いかがお過ごしでしょうか。

春といえばお彼岸。皆様の中にもお墓参りに行かれる方も多いと思います。
そこで今回はお彼岸のときにぜひチェックしていただきたい点をご紹介致します。

それは納骨棺への水漏れです。

正確に状態を確認するには、プロの手で納骨棺のフタを開けなければ分かりませんが、
フタを開けなくてもチェックできるポイントがございますのでご紹介致します。

①墓所建立の年代
最近では石の加工技術も向上し隙間無く施工ができますが、
昔は石を真っ直ぐに切る事でさえ大変困難でした。
特に昭和50年代以前に建立の墓所
石材の老朽化や植物の根による圧迫もあり、
納骨棺にトラブルが起きている可能性がございます。

②拝石(納骨棺のフタに使用している石)の形状
昭和50年代以前にお墓を建立された方へ_d0198769_11373223.jpg
写真のように地面に埋め込まれている拝石の場合、納骨棺の口元が地面よりも下にある為、拝石との隙間から周りの土砂と共に雨水が流れ込んでいる事が多くみられます。
大雨が降った時などには納骨棺いっぱいに水が溜まり、骨壷の中にまで水が浸入する事もございます。



特に②は見た目で状態が確認出来ますし、軽度の場合6~7万円程で改修が可能です。

こちらに詳細がございますので、お気になられる方は一度ご相談下さい。
by daiko-sekizai | 2011-02-21 11:46 | お墓のお手入れ